”見える化”は効果抜群!!! |
社長が社員に何か重要な問題解決を指示した場合、最初の段階で報告して欲しいことは、おそらくその問題の現状がどうなっているのか、そのまま放置すると、どんな問題に発展するのか、と言うことでしょう。
問題解決の早道は“見える化”すること
まずやるべきことは冷静にその問題を良く見て、仕事のプロセスを書きだし、フローチャート化して“見える化”することです。(下図参照)
そして、どこがどのように問題かを発見し、問題の大きさを数値化します。
これを“As-Isモデル(現状モデル)”の作成、と言います。
この例では、このようなことを繰り返していては、お客様の信頼を失う重大事に発展することは明らかです。
“見える化”はこんなに役立つ!
このやり方は・取引に関するトラブル・製造工程のトラブル・事務管理の問題・人に関するもめごとなどの原因発見と対応策検討に使え、範囲が大変広いのです。
そして、その効果は単に頭で考え、問題点を想像したり、会議室で対策を議論したりするより、はるかに問題が早く解決します。
こう言うやり方を社員が覚えると、次から次へと起こってくる問題や課題の解決に応用し、行動を通じて体験し、成長するのです。
社長は問題が起きても決して自分が焦ってはいけません。「その問題はどうなっているのかね?」と言って社員と一緒に“見える化”するくらいの姿勢を示せば、社員も燃えるのです。
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